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上京&新婚生活と、リウマチ治療と、不登校ひきこもり経験と、妊娠と、ペットのオカメインコと…なんでも書いてよかろうもん! そんなブログです。

2023年7月25日火曜日

リウマチ治療しながら妊娠しました

昨年(2022)の年末に妊娠しました。以前使っていたリウマチ治療薬のメトトレキサートから、生物学的製剤のシムジアに切り替えて3〜4ヶ月後くらいに「おや?」っとなりまして、妊娠検査薬で試してみたところ、ハッキリ線が…!!
リウマチの人は妊娠しにくいらしいという噂はなんだったんでしょうかね…。杞憂でした。
そして…今現在は、もう臨月です。来月には33歳で初産予定、無痛分娩を計画しています。もうお腹もおヘソもせり出して、お相撲さんみたいなので自分で『ちゃこの関』と自称しております。こうなるまでに日々いろいろな出来事がありました。長くなりますが、よかったら聞いてください。

妊娠してから最初に起きる試練といえば…それは、悪阻。

私の場合は妊娠10週目くらいから20週目までありました。多くの人は15週目〜17週目には悪阻が終わるらしいと聞いていたので、「これはもしや出産まで悪阻が続くのでは…?」と途方に暮れていました。
そんなとき、1月の寒い日にどうしても出かけなければいけない用事があり、側に大きな道路がある歩道を歩いていたら急に吐き気を催してしまいました。どうしても耐えきれず、道端にうずくまり持ち歩いていたビニール袋に吐きました。まわりを歩く人たちには酔っ払いか何かと思われたんでしょう。人が避けていく気配がしました。
しかし、そこへ側に止まっていた車から知らない女性が降りてきて、わざわざ私に声をかけてくれたのです。
その女性は「大丈夫ですか? よかったらこれあげるので、これで口でもゆすいでください。」と言って背中をさすって、まだ新しいほうじ茶を渡してくれました。
私が「すみません…悪阻で…ありがとうございます…」とだけ言うと、「そうですか、頑張ってくださいね。」と励ましもくれました。

また悪阻がピークの頃には、毎日、特に夜になると吐いていました。
そんな私に、いつも夫は付き添ってくれました。背中をさすってくれて、ゴミを片付けてくれました。「辛い思いさせてごめんね」とまで言っていました。
たとえそれが、夜中でも、先にベットで寝ていても、急に起きてきて吐いている私のところへやってきて寄り添ってくれるのです。めちゃくちゃ優しい良い夫ですよね。

悪阻が大変だったことは大きな出来事でしたが、それ以上に、人に親切にしてもらったことの方が強く印象に残っています。特に、道端で吐いていた私に声をかけてくれた知らない女性のことはずっと忘れられません。名前も伺えず、お礼出来ないのが心残りです。

お腹が大きくなって目立ってくると、電車で席を譲られることも増えました。
私が優先席の近くで座れずに立っていたところ、ベビーカーに子供を連れたお母さんが「次で降りますからどうぞ。」と声をかけてくれたこともありました。
こんなふうに親切で優しい人がたくさんいることを、妊娠する前は知りませんでした。その一方で、ちょっと無関心で不親切な人がいることも知りました。

私が優先席に座っていたとき、向かいの優先席にオバサマ2人が座っていました。2人は高齢者かもしれないし、それは何も問題ありません。ただ問題は、3席ある座席の真ん中に大きな紙袋が置いてあることです。そこに、ベビーカーに赤ちゃんを乗せたお母さんが乗車してきました。しかし、オバサマ2人はおしゃべりに夢中で何も気がついていない様子です。

その紙袋をどけて席を詰めれば、あと1席空くのに……!!

見ていた私が勝手にモヤモヤしてしまって、妊婦だけど席を譲ろうかなと悩んでいたら、オバサマ2人は相変わらずおしゃべりしながら電車を降りていきました。ベビーカーのお母さんはサッとすぐに席に座ったので、若い人でしたがきっとすごく疲れていて、優先席がある車両を選んで乗ってきたんだと思います。オバサマが「こんなふうにしたら、迷惑かもしれない…」と想像していれば、紙袋を座席に置いたりしなかったのではないでしょうか。
私自身も気が利く人間ではないですが、同じ立場になってみないと見えないことがたくさんあるんだと自覚して、想像することをやめないようにしたいです。子供にもそれを教えられるようになりたいと思います。
母の日のころ、花が綺麗なカフェに行きました
それから妊娠後期に入る頃、社会ではコロナは5類扱いになり、マスクをする人もまばらになってきました。でもジワジワと感染は増えていたため、私もついに初めてコロナに感染してしまいました。
夫婦2人暮らし1DKの自宅では隔離も出来ず、夫が最初に発症し陽性になり、次いで私も陽性になりました。いちおうコロナワクチンは接種済みですが、妊娠後期でシムジアも使っており、免疫が弱っているし胎児は大丈夫なのかすごくヒヤヒヤしました。そんな心配もよそに発熱中も赤ちゃんは元気な胎動をしていて、産科の検査も大丈夫だったので本当に良かったです。
妊娠中のため、病院で薬はほとんどもらえず解熱剤のカロナールのみでしたが、よく食べて、よく寝てたら2日で熱は下がりました。夫は5日で仕事復帰したため、その後体調が悪くて大変そうでした。私も感染して1ヶ月近く経っても、未だに持病の喘息が悪化したままです。
人が多いところや、マスクなしで咳き込んでいる人がいたら、まだまだ警戒、要注意しましょうね!

さて、いろいろありましたが、産後はもっといろいろあるんだろうなあと思います。今から楽しみです。夫は育休をなんと1年間もとってくれるので、夫婦でシフト制育児をやってみようと計画しています。


産後の憔悴しきった身体に育児で睡眠不足、さらにメンタルも壊れることは出来るだけ回避したいです。この本は夫が購入して、2人で読んでみたらすごく参考になりました!
産後に落ち着いてきたら、そのような話など…またブログを書きます。

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