結婚前からオカメインコを飼っていたため、新居はペットが飼える場所を探し、結婚と同時に小鳥を連れて新幹線で上京。引っ越し代は節約して新居へ荷物を届けるまで数日かかる安いプランにしたので、キャリーケース+小鳥移動用ミニケージ+大きなケージ+数日分の生活用品等ものすごい大荷物でした。いつもは飛行機で福岡から東京に行っていましたが、初めての長距離新幹線移動で夜に東京に着いたころ、私とオカメインコはクタクタに疲れていました。
新居であたたかく出迎えてくれた夫は、私の好きな紅茶を用意してくれていました。私は毎朝、紅茶をミルクティーにして飲んでいます。夫は、関節リウマチを発症し診断されるまで私がひどく落ち込んで「別れよう」と言っても、「放っておけないよ」と抱きしめてくれた優しい人です。
夫と初めて会った日に私がプレゼントした思い出のペアグラス |
オカメインコは、環境の変化と緊張でずっと餌を食べられなかったようでしたが、引っ越し後は少しずつ慣れて1〜2週間で元通り元気になりました。名前はキューちゃんです。オカメインコのオスで口笛や言葉をマネしたり、ご機嫌なときはダンスをしたりします。今年で10歳になりました。大切な家族です。
私は関節リウマチを患っていますが、自己注射するタイプの薬、生物学的製剤[シムジア]を使って治療しています。この薬は妊娠と授乳に影響しないリウマチ治療薬なのです。しかし、この薬はかなり高価で保険適用しても2本で3万円以上もします。31歳でリウマチを発症し、しばらくは一般的で安価な治療薬[メトトレキサート]を使っていましたが、これは流産のおそれがある薬なので結婚を機に生物学的製剤を使うことを決めました。
不妊になってしまう理由には、病気の治療薬が関係することもあるのです。リウマチのように患者数の多い病気は難病指定にもなりません。妊娠を望むなら高価な薬を使わざる得ません。高額療養費制度や、医療費を確定申告する等、後から取り戻す方法は無くもないですが・・・・・私はもし結婚してなければ、もし貯金をしていなければ、この高価な薬、生物学的製剤は使わずに、一生、妊娠しようとすることもなかったかもしれません。
私たち夫婦二人とオカメインコとの生活はまだ始まったばかりです。子供ができるかどうかはまだ分かりません。これからそんな日常を自由帖に書くみたいに、落書きみたいに、好きなように書いていいじゃないか!(=よかろうもん!)です。
ブログを後で読み返して思い出せるようにするためと、あと、ちょっぴり、誰かの元気になればいいなと下心を持っています。どうぞよろしくおねがいします。
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